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羆塾のヒグマ対策(概略)




 羆塾のヒグマ対策は、ヒグマの大生息地アラスカのYentnaRiver上流域において私(岩井)が模索して体得した対ヒグマ・リスクマネジメント(RM)がベースになっているが、2000年以降、北海道・北大雪山塊の中山間地域・丸瀬布の「クマの巣」と異名をとる谷をアラスカの避寒地として選んだ私は、その谷における実地の暮らしの中でそのRMは検証をおこなった。主たる検証は、数多く活動する周辺ヒグマに対する「アクティブフェンス」と名付けたヒグマの類推能力に働きかける方法だった。ヒグマの行動の多くが単なる学習行動ではなく類推・推理を伴う知能行動であることがアラスカの活動・模索で確信に至っていたからである。

 2004年、同地域にヒグマ有害捕獲用の「箱罠」が導入され、にわかに大量捕獲がおこなわれたため、ヒグマの社会的な構造変化が最も大きかった「いこいの森」を中心とするアウトドア観光エリアでヒグマに特化した調査に本腰が入れられ、各種調査・観察・試行錯誤によって様々な事実を突き止めながら対ヒグマRMの整理がおこなわれ、また精度を上げてきた。アラスカの活動は凍結された。

 大量捕獲後1年半で見られはじめた同エリアのヒグマの活動数の局所的増加・性比のメスへの偏重・ヒグマの生産エリア化そして若グマの無警戒化などの状況下で、2006年以降「若グマの忌避教育」という位置づけでこの観光エリアの「ヒグマの無警戒化の阻止」に焦点を絞ったが、ベアスプレー・轟音玉・威嚇弾等の資材を用いたヒグマの追い払いに限界を感じ始めていた2009年、白滝エリアである若グマの追い払いに失敗し自らハンターに射殺要請をおこなったのを機に、ベアドッグの導入に踏み切った。道理としてイヌをクマ対策に使う合理性は明白だったが、半信半疑で不安も大きかった。だが、やりもせず批判や主張をするのは信条に反するため、とにもかくにもベアドッグの育成とそれを用いたヒグマの調査や対策に没頭した。ベアドッグには世界中の使役犬の中から猟犬ベースではなく、よりヒトとの連携を密にとれ訓練性能の高い犬種を探したが、最終的にロシア・イタリア・チェコスロバキアなどで軍用犬・警察犬として高度な作業を任され成功している狼犬(Wolhdog/Wolf-Hybrid)を採用した。

 手探りではじめたベアドッグの育成はお手本もマニュアルもなく難解で、狼犬そのものが難しくまた面白かったが、とにもかくにも信頼できるベアドッグをつくりあげた結果、それまで踏み込めなかった領域に安全に踏み込めるようになりヒグマの事実がより明瞭になるとともに、「追い払い」においてベアドッグは期待をはるかに越えた能力を発揮した。

 1980~90年代のアラスカの対ヒグマRMにはじまりベアドッグを駆使した若グマの忌避教育まで、得られたすべての事実と方法論そして研究者による科学的事実を整理し、それをもとに北海道各地の環境・事情に逐一最適化しておこなうスタンスとなったが、調査から対策のフローは概ね以下の図のようになる。

対策概念図
  Stage1.調査・把握
    A.踏査(痕跡調査と追跡調査
)(ベアドッグを用いたヒグマの追跡把握・現認テスト)
    B.定点調査
(トラップ調査:a.カメラトラップ b.ライムトラップ c.ヘアトラップ)
    C.遠隔調査(a.GPSテレメトリ b.ネットワークカメラ網 c.ドローン)
  Stage2.分析・判断―――ベアプロファイリング
    調査データからヒグマの個体識別をおこない一頭一頭の性質・危険度の分析をし対策方向を決める
  Stage3.対策

    A.防除―――電気柵・バッファスペースなど(ヒグマのルートコントロールを含む)
    B.教育―――威圧・追い払いなどによる特に若グマの忌避教育
    C.捕殺―――原則、ハンターによる射殺

12+240+(18+780+18)+12=1080  780=28+724+28
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